「レントゲン 20周年特別企画 手練~巧術其の貳」展

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『手練~巧術其之貳』は、1991年6月6日、東京・大森にオープンして以来20周年を迎える「レントゲン」の特別企画展です。
レントゲンヴェルケ代表の池内務のキュレーションのもと、17組18名のアーティストの作品を展示します。

●手練【てだれ】<「てだり」の音変化「しゅれん」「てたれ」とも> [名]熟練した手際。よく慣れてじょうずな手並み。また、よく練習すること。技芸・武芸などに熟達していること。腕きき。「上手い」こと。これは殊美術作品が時代を超えて生き残っていく為に重要な要素であると考える。理屈はどうあれ一見、「これどうやって作ったんだよ!?」この驚きに勝る感動はそうあるものではない。「手練~巧術其之貳」は、後述の『「巧術」ベーシックコンセプト』に基づき、その単純にして強固な感動のシステムを生成する展覧会として企画される。しかしこれは単に驚きを誘発させる為のものではない。長い時間培われた我々日本人の細やかさに基づいた美的感覚を再発見/再確認し、現代の感覚との融合を謀る事で、表現の新しいフェイズを生み出そうという試みである。

●「巧術」ベーシックコンセプト 日本の美術史はそれ以前からの工芸史、あるいは明治維新以降人工的に形成された美術史、また強引に導入された現代美術の系譜といった、複数の歴史の平行によって、それら自身お互いに引き裂かれているという奇形化された状態にある。昨今のアジア経済圏の急激な成長をバックボーンに、殊現代美術は単なる投機と消費の対象となり、その結果の安易なコンセプト構築と粗製濫造が、その本来あるべき誇りと気高さを失ってしまった。西欧的な美術観に於いては、常日頃から言われる、日本人ならではの物理的な細やかさや器用さは、その思想、あるいは感覚に対する言説に比べ、軽んじられてはいまいか?「器用」「工芸的」といった言葉が、いつの間にか侮蔑の言葉になってはいまいか? こうした危機感、閉塞感、疑念への率直な返信として「巧術」は企画される。「巧術」は日本人ならではの「技巧」を通して、これまでの美術と一線を画し、新しい価値観創造の可能性を提示する。エキゾティシズムに基づかない、より日本の美術ならではの在り方をその鍛錬、修練によって、より高いところへ持っていこうとする作家達のプレゼンテーションによって、その未来を具体的に示唆しようとするものである。

出展作家(予定):青木克世、伊藤航、石川結介、あるがせいじ、桑島秀樹、児玉香織、佐藤好彦、清水遼太朗、杉山卓郎、諏訪敦、龍口経太、妻木良三、高田安規子・政子、平林貴宏、古井智、満田晴穂、山本タカト

メディア

スケジュール

2011年06月07日 ~ 2011年06月12日

アーティスト

青木克世伊藤航石川結介

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Reviews

cizuhara: (2011-06-09)

JINNO: (2011-06-13)

青木克世「予知夢」への愛がどんどん高まってきた。http://ameblo.jp/jinjin0116/entry-10921320029.html

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