終了した展覧会・イベントです

「対話する時間 世田谷美術館コレクションによる現代美術展」

世田谷美術館
終了しました
「とかく取りつきがたい・・・」と思われがちな現代美術。しかしそこには、対象や時代、そして自分自身と真摯に向き合った作家の強い思いが込められているはずです。作品と静かに相対する時間をもち、時には声高に、時には沈思黙考のなかにひそむ作家の声に、耳を傾けてほしい。そして私たちひとりひとりがこころにもっている思いをうちあけてほしい・・・。本展は、そのような思いから企画されました。本展では、世田谷美術が1986年の開館以来、折に触れて収集してきたおもに70年代以降に制作された作品ほか約130点をとりあげ、「対話」を主題にとする8つの章とふたつのコーナーによって構成し、全館展示いたします。自然や旅など身近なテーマをもつ各章ではこれまであまり展示される機会の少なかった大型作品など当館の知られざる側面を、現代美術の枠を離れて作り手や先駆者を紹介するふたつのコーナーでは、建築家石山修武やジョルジュ・ルオー、北大路魯山人といった作品も並びます。また、展示の最後には、体験・ワークショップのコーナーを設け、展覧会をご覧いただいた皆様からのメッセージを美術館に託していただく試みを行います。展示作品を介して、いわば見知らぬ人へ「手紙に託して」不思議な対話をつなげていこうというものです。

<関連イベント>
■記念対談「現代美術の伴走者との対話」
日時: 9月15日(土)午後1時30分開場、午後2時開演
出演: 安齊重男(アート・ドキュメンタリスト)、酒井忠康(世田谷美術館館長)
会場: 世田谷美術館講堂[手話通訳付] 
定員: 当日先着150名※当日午前10時より整理券を配布
参加料: 無料

■ボランティア・シンポジウム「誰かと一緒に作品を見るということ~対話を介する美術鑑賞について」
多くの美術館ではボランティアによる対話を介する美術鑑賞を取り入れています。「誰かと一緒に作品を見る」ことはどういうことか検証します。
日時: 10月8日(月・祝)午後1時30分開場、午後2時開演
出演: 一條彰子(東京国立近代美術館主任研究員)、郷泰典(東京都現代美術館教育普及担当学芸員)、森山純子(水戸芸術館現代美術センター教育プログラムコーディネーター)
モデレーター: 東谷千恵子(世田谷美術館主任学芸員)、高橋直裕(世田谷美術館教育普及課長)
会場: 世田谷美術館講堂
定員: 当日先着150名※当日午前10時より整理券を配布
参加料: 無料

■ぷる・ま・しぇり~こどもといっしょに~「この作品、どんな匂いがするのかな?」
小さなお子さんと一緒に、美術館の作品や空間を匂いから楽しむプログラム。
日時: 10月26日(金)午後2時~午後3時30分
講師: 井上尚子(美術作家)

■「美術と演劇のワークショップ「えんげきのえ」
絵があり、木々があり、風がふく。そんな世田谷美術館で、小さなドラマを発見しませんか?
日時: 10月28日(日)午後1時~午後6時
講師: 柏木陽(演劇家、NPO法人演劇百貨店代表)

■ライヴ「平井真美子 Piano Diary 2012~対話する時間~」
展覧会の作品によせて作曲されたピアノ曲を中心にお届けします。
日時: 11月11日(日)午後1時開場、午後2時開演  
出演: 平井真美子(ピアニスト/コンポーザー)
主催: novus axis

■ジェームズ・タレル《テレフォン・ブース》体験
光のアーティスト、ジェームズ・タレルの体験型作品《テレフォン・ブース》。ひとりずつ中に入り、約10分間移り変わる光を楽しむ作品です。
日時: 9月22日(土・祝)以降会期中の毎土曜、午後1時~午後4時
会場: 2階展示室体験・ワークショップ・コーナー 
対象: 16歳以上の方
定員: 各日15名(申込先着)
参加料: 無料
申込: 9月1日より、体験ご希望日の3日前までに当館HP「プログラム&イベント」より事前申込。

■ギャラリーツアー「青い鳥を探して」
童話『青い鳥』のストーリーになぞらえて、展覧会をご案内するツアーです。

■100円ワークショップ
どなたでもその場で気軽に参加できる工作など。

■プレワークショップ「こども美術大学」作品展
小学4年生から中学生までを対象にしたプログラム「こども美術大学」の参加者が、夏休みから9月にかけての5日間に、美術史を学び、現代美術に触れて制作した作品の展示。

[画像; 李禹煥「線より」(1980)]

スケジュール

2012年9月15日(土)〜2012年11月11日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
休館日: 毎週月曜日 *ただし9月17日(月・祝)・10月8日(月・祝)は開館、翌日の9月18日(火)・10月9日(火)は休館
入場料一般 1000円、65歳以上 800円、大高生500円、中小生300円、障害者の方 500円(介助の方1名までは無料)、大高中小生の障害者の方 無料。 *10月7日(日)、8日(月・祝)は、世田谷区制80周年記念として観覧無料
展覧会URLhttp://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
会場世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
住所〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
アクセス東急田園都市線用賀駅北口より東急バス「美術館」下車徒歩3分、東横東横線・東急目黒線田園調布駅東口より東急バス「美術館入口」下車徒歩5分、小田急小田原線千歳船橋駅南口より東急バス32分「美術館入口」下車徒歩5分、東急田園都市線用賀駅南口より徒歩17分
電話番号03-3415-6011
関連画像

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