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「大正から始まった日本のkawaii(カワイイ)」展
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「大正から始まった日本のkawaii(カワイイ)」展
弥生美術館
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ファンシー・グッズの元祖は、大正ロマンの画家・竹久夢二の店から登場しました。大正3年、夢二が東京日本橋に開店した「港屋絵草紙店」では、アール・ヌーヴォー調の草花図案をほどこした千代紙や半襟などが販売され、それまでの小間物屋とは一線を画す、新しい感覚で評判になりました。昭和初年代から10年代にかけては高畠華宵や佐藤漾子など抒情画家の絵に飾られた便箋や封筒が流行り、松本かつぢの「くるくるクルミちゃん」は、少女文化における最初のグッズ・キャラクターとなって、ポチ袋やふろくに描かれました。戦後の駄菓子屋では蔦谷喜一のぬり絵が人気を博し、昭和30年頃になると、内藤ルネ・水森亜土・田村セツコ・わたなべまさこが出現し、カワイイ絵付きのマグカップやペンケースが少女の生活を彩りました。そして昭和50年代にサンリオの製品が流通するようになった頃からは、日本国中がカワイイもので埋め尽くされるようになりました。2012年は、大正元年から数えて100年目の年にあたります。今や「kawaii」という世界の共通語となり、日本発祥の文化として注目されている「カワイイ」の100年間を、ファンシー・グッズの数々でたどっていきます。
[画像: 水森亜土/画 スケッチブック表紙]
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スケジュール
2012年4月5日(木)〜2012年7月1日(日)
開館情報
時間
10:00 〜 17:00
休館日
月曜日
展示替え期間・年末年始休館
入場料
一般 1000円、大学生・高校生 900円、小学生・中学生 500円
会場
弥生美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
住所
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
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アクセス
地下鉄千代田線根津駅1番出口より徒歩7分、東京メトロ南北線東大前駅1番出口より徒歩7分
電話番号
03-3812-0012
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