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「ゆく河の流れ ―美術と旅と物語― 」展

栃木県立美術館
終了しました

アーティスト

清水登之、川島理一郎
本展は、『方丈記』を出発点として、文学と美術、時の流れ、芸術家の旅などをテーマに、約100点を展観するものです。まずは、柄澤齊の版画集『方丈記』を皮切りに、挿絵本などによって文学と美術の世界を紹介します。
『方丈記』のもう一つの特徴は、いわゆる五大災厄の記録が、鴨長明自身の前半生と重ね合せながら叙述されていることでしょう。変転する人生と変化していく社会の事象とが織りなされ、社会も人の生涯も「ゆく河の流れ」のように流転していきます。
そこで、「芸術家の旅」として、清水登之《ニューヨーク、夜のチャイナタウン》等の滞米期の絵画や、川島理一郎の滞欧期の《絵日記》、川上澄生《アラスカ物語》など、芸術家たちの創作に大きく影響することになった青年時代の旅に焦点を当てます。また石川寒巌の東京滞在と震災体験や、荒井寛方のタゴールとの交遊から生まれたスケッチ類なども紹介します。

スケジュール

2012年10月27日(土)〜2012年12月24日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 700円、大高生 400円、中学生以下無料、ゆく河の流れ展と高橋由一展は共通券
会場栃木県立美術館
https://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
住所〒320-0043 栃木県宇都宮市桜4-2-7
アクセスJR宇都宮駅西口より関東バス「桜通十文字」下車徒歩7分、東武鉄道東武宇都宮駅東口より関東バス「桜通十文字」下車徒歩7分
電話番号028-621-3566
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