TOO MUCH Magazineの主催するレクチャーシリーズ「Romantic Geography」。今回は若手注目株の2人のアーティストを迎え、ドローイングについて考えます。情報化の加速によって身体が希薄になってしまいかねない今日、もっとも初源的な身体を用いた制作行為であるドローイングは、今、どこに向かっているのでしょうか。現代彫刻の名和晃平とストリートアートの大山エンリコイサムという、異なる手法で活躍するアーティストが、ドローイングに焦点をあて、それぞれの創作を見つめ直し討論します。また両者の活動をよく知る小崎哲哉が参加することで、より多角的な視点からアーティストとドローイングの関わりを分析していきます。