ギャラリーMITATEギャラリーMITATEでは、デザイナー・六高寺菜穂さんがプロデュースするギャラリーショップ「HITOMONOKOTO」の酒袋を用いたバッグの展覧会を開催いたします。
酒袋は白い荒目の木綿で織られた丈夫な、清酒を造るための袋。縦に長いその酒袋にもろみを入れ、それを寝かして三日ほど時間をかけて丁寧に清酒を絞り出すと袋には酒粕が残ります。
そのため当時の酒粕は今のような板状でなく豆腐の卯の花のようなものでした。その酒袋は、毎夏、布の補強、防腐、のために丁寧に柿渋を塗られ、30年から40年のうちにゆっくりと、革のように濃く、艶光さえ帯びて存在感のある素材に変化したのです。
また、長い経過で出来たほつれや穴あきは、太い木綿糸で一針一針、丁寧に繕われ” むかで縫い” という継ぎを施されています。「時間」と「手仕事」を感じます。本展では、その魅力的な酒袋を大胆に使ったトートバック”SHIB”、またその素材を使った名刺入、ポーチなどの小物をご紹介いたします。
2012年新春ギャラリーMITATE の明るい光の中で、当時の杜氏や蔵人達の真摯で力みなぎる酒造りの気迫が伝わる酒袋の魅力をごらんくださいませ。
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