終了した展覧会・イベントです

「男茶(ダンディー) - DESIGNTIDE > CHANOYU SIDE - 」展

伊勢丹新宿店本館
終了しました
現代の男の茶湯 = ア-ト × ファッション × デザイン × 伝統工芸!

アートシーンからも注目される現代茶湯。その仕掛人とも言える一品更屋が、現代に生きる男性のための茶道・茶湯を提案します。「現代の男性にとっての茶室とは書斎なのではないか?」という一品更屋の仮説を元に、現代美術作家、ファッションデザイナー、インテリアデザイナー、工芸作家が、それぞれの視点で、現代の茶道具や茶の空間を担当、現代に生きる男性のための茶道・茶湯を提案します。
茶室はかつて室町、戦国といった殺伐とした時代を生きた男たちの心を和ませる場であり、その非日常的な空間に男たちは魅了されてきました。思想と機能美を兼ね備えた茶道具は一国にも相当する美の象徴となり、また、茶湯の美しい所作振舞は武士のたしなみとされていました。もともと男性の文化だった茶湯は、明治以降、女性のための、主に礼儀作法の習い事となり、現在、男性で茶湯に興味を持つ人はごく少数に限られています。
現在の茶室の原型となったのは、室町時代、足利義政が創った銀閣寺の書院「同仁斎」だと言われています。義政はこの四畳半の書斎スペースに当時の文化人達を招き、茶を楽しんでいたといいます。本展示会では、茶室の原型が書斎であることからヒントを得て、現代に生きる男性の茶室は書斎であると仮定し、展示イベント全体のコンセプトとします。
会場である伊勢丹新宿店 本館5階 食器プロモーションスペースに、現代男性の書斎スペースを再現。現代美術作家、ファッションデザイナー、インテリアデザイナー、工芸作家が考案した茶道具を配置し、現代男性の茶室として提案、展示・販売を行います。カメラや万年筆をコレクションしたり、シガーを楽しんだりという、男の趣味の延長線上に茶湯を位置づけ、新たな楽しみ方を提案します。
展示期間中は各参加作家による作品紹介やトークショー、茶人による茶会デモンストレーションを展示会場内で実施。展示だけではなく、男性向けの茶湯のプロモーションの場としても盛り上げます。また、特別ゲストとして、白洲信哉さんをお招きし、本展示会のディレクターでもある一品更屋と「男が美を楽しむ時間」をテーマに対談も実施いたします。


参加作家
現代美術: 稲富淳輔、大畑周平、金理有、中村ケンゴ、三原回、森村誠、山上渡
ファッション: kagari yusuke、滝沢滋 TAKIZAWA SHIGERU、GIFTED
インテリア: 小林幹也、淡路雄大
陶芸: 秋永邦洋、東一仁、伊勢貴俊、小野穣、田中元将、望月薫
木工芸: 小山剛
竹工芸: 辻村一朗
ガラス: 髙木基栄
金工: u’nor
茶人: 松村宗亮
対談ゲスト: 白洲信哉

会場: 伊勢丹新宿店 本館5F 食器プロモーションスペース

※最新の詳細情報はHPをご覧ください

スケジュール

2012年10月24日(水)〜2012年11月6日(火)

開館情報

時間
10:0020:00
入場料無料
展覧会URLhttp://sara-ya.com/CJTCforMEN.html
会場伊勢丹新宿店本館
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/art/artgallery/schedule.html
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
アクセス東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅B5出口より徒歩2分、JR新宿駅東口より徒歩5分、小田急線・京王線新宿駅より徒歩7分、西武新宿線西武新宿駅より徒歩5分、都営大江戸線新宿西口駅より徒歩10分
電話番号03-3352-1111
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