2011年に開催され好評を得た「能作展」が、内容も新たに再びEYE OF GYREに戻ってきます。富山県高岡に400年間伝わる鋳造の技術を現代に伝える名匠「能作」。従来の伝統工芸に留まらない、その進化と革新のものづくりの様が、世界中で高く評価されています。今回は「vision<洞察>」をテーマに、高岡の医療機器メーカーと共同開発した最先端医療機器を公開。「能作」はつねに、先端医療技術による「いのち」の領域にまで到達したのです。錫の抗菌性、やわらかさを活かした外科用手術道具(脳ペラ)の開発をはじめ、医療器具の分野において新たな器具の開発を進めています。「能作」の描き出す未来を、実際の鋳造と共に展示・紹介する展覧会。会期中は、高岡より工房のライブ中継も行なわれます。