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「シリーズ『呪術』à Le Tabou vol.1 帆苅祥太郎」展

Le Tabou
終了しました

アーティスト

帆苅祥太郎
このたびLe Tabouでは、シリーズ企画展「呪術」を開催いたします。 シリーズ第一回目を飾る帆苅祥太郎は、1984年に東京に生まれ、大学で彫刻を学んだのち、ギャラリーやアートフェアでの展示などを中心に活動を行っている気鋭のアーティストです。
本シリーズのタイトルとした「呪術」という言葉は、美術において「不純」とされるものを追求していくために名付けました。本展出品作の「黒い太陽」は、「黒い塊」を具現化したような作品です。あくまでその作品の知覚を支えるのは視覚であるものの、作品が与える印象はむしろ、光を失った人が手探りで得る形の印象に近いものです。
本展の会場は、「黒い太陽」をより黒く、より重く変容させる祭儀場と読み替えることもできるでしょう。そこでは帆苅の作品のみならず、店内のありとあらゆる音や物が「黒い太陽」を「より黒く」「より重く」させる装置としても読み替えられます。またそこにおいて、お客様には、「見るだけ」を強いるのではなく、「触る感覚」や「聴くこと」も含めた、音楽や美術といったフレームを意識させないご鑑賞をお楽しみ頂けるように努めました。 およそ一ヶ月の展覧会会期を通して、普段とは異なったLe Tabouの空間と帆苅作品をお楽しみ頂けましたら幸いです。

[関連イベント]
「触れる音、聴こえる形」
今回の展示作家、帆苅祥太郎さん、聞き手として企画者の原田裕規さんをお迎えしてのトークと合わせて、
当店スタッフが帆苅氏の作品からインスピレーションを受け選んだディスクを数枚ご紹介いたします。
美術作品との素敵なコラボレーションをした店内にて、ムジーク(musikelectronic geithain)を使用した透明感あふれる音を堪能し、感覚に訴えることのできる時を是非お楽しみいただけたらと思っております。
日時: 2012年 11月14日(水)18:30開場、19:00開演
場所: LeTabou
費用: 無料
定員: 15名(要予約)
※予約方法等詳細は公式ホームページをご覧ください

[画像: 帆苅祥太郎「Black Sun」(2008), Wax, 820 x 820 x 24mm]

スケジュール

2012年11月1日(木)〜2012年11月27日(火)

開館情報

時間
11:0021:30
休館日
水曜日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.letabou.jp/workshop/20121114.html
会場Le Tabou
住所〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-23-9 大和ビル1F
アクセスJR秋葉原駅より徒歩5分、東京メトロ日比谷線秋葉原駅A1出口より徒歩5分、都営新宿線岩本町駅A2出口より徒歩5分
電話番号03-6206-4322
関連画像

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