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「夢二と大正時代Ⅲ 夢二の恋と関東大震災をめぐって -大正9~12年を中心に-」展

竹久夢二美術館
終了しました

アーティスト

竹久夢二
大正100年に当たる2012年の企画展〈夢二と大正時代〉の第三弾は、大正9~12年にスポットを当て、夢二の芸術と足跡を辿ります。
 大正9年(1920)の年明け早々、夢二最愛の女性・笠井彦乃が23歳でこの世を去りました。その前年、病身の彦乃とは面会出来ない日々が続く中、夢二は20歳年下のモデル・佐々木カ子ヨ(かねよ)に出会います。夢二は彼女を"お葉"(およう)と名付け、自分好みの装いや仕種を教え込み、いつしか二人は同棲する関係となりました。
 "夢二の絵から抜け出して来た"と言われたお葉は、夢二の創作意欲を掻き立て、多くの傑作が誕生しました。
 大正12年(1923)9月1日、甚大な被害をもたらした関東大震災が発生し、夢二は当時暮らしていた東京・渋谷で被災します。震災の翌日から、変わり果てた東京の街を夢二は巡り、その様子を独自の視点でスケッチし、文章にも残しました。
 本展では、夢二がお葉をモデルにした作品と館所蔵のお葉の写真約130枚を一挙公開、加えて夢二による震災の記録を中心に、展示紹介を行います。
[学芸員によるギャラリートーク: 7月15日(日)、8月12日(日)、9月9日(日) 14:00~]

スケジュール

2012年7月6日(金)〜2012年9月30日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生 900円、小学生・中学生 500円
会場竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
住所〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2
アクセス東京メトロ千代田線根津駅1番出口より徒歩7分、東京メトロ南北線東大前駅1番出口より徒歩7分、JR上野駅公園口より徒歩20分
電話番号03-5689-0462
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