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「岡本太郎の少年時代」 展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
小説家・川端康成は、岡本太郎とその両親の一家を「聖家族」と呼びました。漫画家である父一平と小説家・歌人である母かの子のもとで育まれた少年は、どのようにして「岡本太郎」になったのでしょうか。芸術一家という特異な家庭環境、周囲との葛藤、寄宿舎生活といった子供時代の体験と孤独は、生涯を通じて、岡本の生き方や創作の根幹を形づくりました。
  もっとも早く世に発表された岡本太郎の作は、慶應幼稚舎3年生のときに『赤い鳥』に投稿した詩「きりんのくび」です。母かの子の影響もあるのでしょう、少年太郎は絵だけではなく、じつは詩や文章も多く創作しています。慶應普通部では、後年小説家となる友人・野口冨士男が同級の仲間たちと制作した手書きの廻覧雑誌『KAGERO』に、岡本も文章とともに水彩で描いた挿図《敗惨の歎き》を寄せており、野口が大事に保管した同誌の中で、岡本のもっとも初期の作例として残されることになりました。
  本展では、岡本一家が渡欧した際に使った遺品とあわせ、普通部時代の同人誌をはじめ、知られざる少年期の岡本太郎の原点をご覧いただきます。
[画像: 岡本太郎「夜」(1947) 油彩・キャンバス]

スケジュール

2012年10月12日(金)〜2013年1月14日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
12月25日、年末年始(12月29日~1月3日)は休館
入場料常設展のみ開催期間(10月19日まで): 一般 500 円、高.大学生と65歳以上 300円 企画展開催期間(10月20日~2013年1月14日 ※企画展も鑑賞可): 一般 900円、高.大学生と65歳以上 700円
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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