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ジョルジュ・ルオー 「名画の謎」

パナソニック汐留美術館
終了しました

アーティスト

ジョルジュ・ルオー
当館では、収蔵するジョルジュ・ルオー(1871-1958)の作品の状態点検を継続して行い、必要に応じて修復作業を行って参りました。こうした作業を通して判ってきた、作品の抱えるさまざまな謎や秘密を紹介しながら、収蔵作品を一挙大公開いたします。

「≪裁判官≫はトレーシングペーパーに描かれていた!?」「≪古きヴェルサイユ≫の内部には、まだ乾いていない絵の具がある!」「ハサミで切断されていた≪キリストと子供≫!!」「≪聖書の風景≫の裏面は前衛絵画!?」「キャンバス地に描かれているように見える≪マドレーヌ≫、でも実は・・・。」

ルオーは近代の画家のなかでも、特に独自性のある制作手法を用いていたといっても良いでしょう。キャンバスを使用しない。イーゼルも使わない。同時並行で何枚もの作品を描く。乾いていない作品でもどんどん積み重ね、作品を完成させない。様々なこれらのエピソードが生まれた画家のアトリエの扉は、常に閉ざされ、誰の立ち入りも許しませんでした。
そんなルオーの制作の秘密は、現代の修復と状態確認の技術で少しずつ明らかになっています。制作時の技法の紹介とともに、作品を詳細に見続けることで分かってきた絵画の秘密。また、逆に深まる謎とその解明など、名画にまつわるさまざまなミステリーとエピソードをご紹介します。
新収蔵作品も含めた、当館収蔵作品の数々の新たな一面にご注目下さい。

[画像: ジョルジュ・ルオー「キリスト」(1937-38) パナソニック汐留ミュージアム蔵]

[関連イベント]
スライドトーク
作品の修復中に撮影された顕微鏡写真などを用いて、ルオーの制作の技法などをご紹介。
ルオーの画業についても触れながら易しく解説します。
・ 2012年5月19日(土)、2012年6月16日(土)
・ 午後2時より(一時間程度)
・ 会場: パナソニック東京汐留ビル5階ホール
・ 参加費無料 ※事前申し込み制(各回定員50名)
お申し込みについては公式ホームページをご覧ください。

スケジュール

2012年4月7日(土)〜2012年6月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
水曜日
展示替期間・夏期・年末年始休館
入場料
展覧会URLhttp://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/120407/
会場パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
住所〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
アクセス都営大江戸線汐留駅3番出口より徒歩5分、JR新橋駅汐留口より徒歩8分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩6分、都営浅草線新橋駅より徒歩6分、ゆりかもめ新橋駅より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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