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杉原賢彦 「ジェラール・フィリップと戦後フランス映画の身体」

日仏会館
終了しました

アーティスト

杉原賢彦
美男俳優として知られながらも、若くして亡くなったジェラール・フィリップ。その縦横無尽な活躍と演技は、詩的レアリスムによって牽引されていたフランス映像を更新し、新たな時代を拓くものだった。
戦後、間もなくのフランス映画界に、まさに彗星のごとく現れたジェラール・フィリップは、1946年の「白痴」、その翌年の「肉体の悪魔」でまたたく間に人気を確立する。と同時に、その演技力も早くから認められ、フランスを代表する俳優としてその名を刻んでいった。
そしてその死後、フランスは新たな映画の時代、ヌーヴェル・ヴァーグの時代を迎え、ジャン= ポール・ベルモンドをはじめとする、従来のフランス映画にはいなかったタイプの俳優がスクリーンに登場する。
ジェラール・フィリップは、フランス映画にいったいなにをもたらしたのか。
あまり知られていない初期の作品『すべての道はローマへ』を通して、そして彼の代表作と、彼の前後の俳優たちも振り返りながら、映画にとっての身体ともいうべき俳優たちが、フランス映画になにをもたらしたのか、そしてそれはどのように変化していったのか。
まずはジェラール・フィリップという俳優の魅惑から見ていきたい。

■18:10〜19:40 DVD上映「すべての道はローマへ」(Tous les chemins mènent à Rome)
1948/フランス/90分/白黒/日本語字幕付
■19:50〜20:20講演+Q&A(会場より)
■20:30~21:00 懇親会

スケジュール

2012年2月23日(木)

開館情報

休館日
夏期・年末年始休館
入場料一般 1000円、学生500円、日仏会館、TMF日仏メディア交流協会の会員は無料
展覧会URLhttp://www.yebizo.com/#pg_partner1
会場日仏会館
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/events.html
住所〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25
アクセスJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン恵比寿駅東口より徒歩10分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩10分
電話番号03-5424-1141