「東京都写真美術館コレクション展 機械の眼 カメラとレンズ」

東京都写真美術館

poster for 「東京都写真美術館コレクション展  機械の眼 カメラとレンズ」

このイベントは終了しました。

当館では毎年テーマを設けて、コレクションから選りすぐられた名作をご紹介しています。今年のテーマは写真における「表現と技法」です。黎明期から現代まで、学芸員が作品に秘められたストーリーを紡ぎながら、多彩な表現をご紹介します。世界でたったひとつの作品や貴重なオリジナルプリントなど、展示室でしか鑑賞することのできない美しい名品をお楽しみください。

1920~30年代に成立した近代写真の動向は、カメラとレンズそして感光材料がもつ「機械性」に拠って、多彩な表現を展開しました。それは写真でしかできない表現を目指したということができます。大型カメラを使いレンズの精密な描写力を追求したエドワード・ウェストン、ライカ・カメラを「眼の延長」として駆使して、揺れ動く現実の瞬間を切り取ったアンリ・カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛、望遠レンズや広角レンズの視覚をカメラがもたらすもう一つの現実としてとらえ、特異なイメージを駆使した表現、極端なアングルや長時間露光、ブレの効果、顕微鏡や望遠鏡の視覚、パン・フォーカスとディファレンシャル・フォーカスなどカメラとレンズによってもたらされる視覚世界は、人間の眼とは似て「非」なるものです。カメラとレンズは、写真のはじまりの時代でもデジタル時代の今日においてもその基本に変わりはありません。本展では19世紀から現代に至る「カメラ」という視覚装置ならではの多彩な表現を、コレクション作品と資料から紹介。時代を超えて写真表現の可能性が何によって支えられているのか、カメラを持っていることが人間にどのような可能性をもたらすのかを探求します。

■ワークショップ「カメラを分解してみたら、何が見えてくるのかな?」(事前申込制)
2012年10月7日(日) 14:00~17:00、2012年10月8日(月・祝) 14:00~17:00
講師: 井口芳夫(日本カメラ博物館学芸員)
場所: 1階アトリエ(創作室)
日時: 各コース共10名(申し込みが多数の場合は抽選あり)
参加対象: 中学生以上
参加費: 一般 5000円、学生 3500円
申込締切: 2012年9月24日(月)12:00必着
詳細はホームページのワークショップ/イベントをご覧ください。

[画像: 宮崎学 「ホンドヒメネズミ」(1977)]

メディア

スケジュール

2012年09月22日 ~ 2012年11月18日

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use