終了した展覧会・イベントです

「蒐めて愉しむ鼻煙壺 -沖正一郎コレクション-」展

大倉集古館
終了しました
17世紀後半ごろ、ヨーロッパから中国にタバコを粉末状にして香料などを調合したものを鼻孔から直接吸引する嗅ぎたばこの習慣が伝わると、これを入れて携行できるように匙付きの蓋のある壺が作られるようになりました。掌にすっぽりと納まる程のこうした小さな壺は、持ち主の個性やステイタスを象徴するものとして、玉、瑪瑙、水晶、ガラス、象牙などの高価な素材が用いられ、工芸技術の粋を極めた精密な細工が施された、独自の世界を生み出してゆくことになります。鼻煙壺ともよばれるこれらの嗅ぎタバコ入れは、小さいながらもカラフルでバラエティに富んだデザインに魅せられた愛好家たちにより、広く蒐集の対象とされてきました。本展では、沖正一郎氏が20数年をかけて蒐集した鼻煙壺の数々を展示します。一人のコレクターが長年に亘り自らの眼で選定し、手元で愛玩してきた膨大な数に及ぶコレクションの一端をお愉しみください。 また、併せて当館のコレクションより中国明・清時代の美術・工芸の優品を展観いたします。

スケジュール

2012年1月2日(月)〜2012年3月25日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替え期間・年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生 800円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料、特別展はイベントにより異なる
会場大倉集古館
http://www.shukokan.org/
住所〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-3
アクセス東京メトロ日比谷線神谷町駅4b出口より徒歩8分、東京メトロ南北線六本木一丁目駅3番出口より徒歩7分、東京メトロ銀座線虎ノ門駅3番出口より徒歩9分
電話番号03-3583-0781
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