終了した展覧会・イベントです

「小麦と武蔵野の暮らし - 人が集まればうどん -」

江戸東京たてもの園
終了しました
武蔵野台地の代表的な作物、小麦。
昭和初期までの畑作は、大麦・小麦・陸稲(おかぼ)・サツマイモが中心で、小麦は、うどんにして自家消費したり、換金する目的で栽培されました。大量にできた小麦の麦藁は、屋根葺きの材料や、農業資材、燃料などに使われ、脱穀したもみ殻や、製粉する際に出るフスマでさえも、余すことなく利用されました。また、小麦の麦藁ではタイマツも作られ、盆に先祖を墓に迎えに行くあかりや、嫁入り、葬列にも使われました。小麦はくらしの中で多様な役割を果たしていたのです。
収穫した小麦を製粉して作る手打ちうどんは、ご馳走として扱われ、家での年中行事、婚礼や葬式、地域の講などの行事に欠かさず作られました。人が集まればうどんを打つ、同じ釜のうどんを食べ、人々はつながりを深めていきました。
今回は、昭和初期の北多摩を中心とした武蔵野台地の農業、食、伝統的智恵を振り返りながら、小麦と人々がいかに深くかかわってきたかを展示いたします。

ミュージアムトーク: 4月28日(土)14:30~
展示室にて、本展の見どころについて解説します。

スケジュール

2012年4月21日(土)〜2012年7月8日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
10月〜3月は16:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
5/1(火)は開園
入場料一般 400円、大学生 320円、高校生・中学生(都外)・65歳以上の方 200円、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童は無料
展覧会URLhttp://www.tatemonoen.jp/special/next.html
会場江戸東京たてもの園
https://www.tatemonoen.jp/
住所〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
アクセスJR中央線武蔵小金井駅北口より西武バス「小金井公園西口」下車徒歩5分、西武新宿線花小金井駅南口より西武バス「小金井公園西口」下車徒歩5分、JR中央線東小金井駅北口よりCoCoバス「たてもの園入口」下車徒歩10分
電話番号042-388-3300
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