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クセニア・ガレイヴァ「写真=フラット・スカルプチャー? - 平面から立体を、立体から平面をつくる写真術 -」イベント

AITルーム
終了しました

アーティスト

クセニア・ガレイヴァ
ガレイヴァはオランダの文化財団FONDS BKVBの助成により、AITのアーティスト・イン・レジデンスプログラムで2012年4月まで東京に滞在します。

トークでは、まずガレイヴァが自身のこれまでの作品を紹介します。その後、ワークショップにうつり、三次元のものを二次元に写し取る、あるいは二次元のものから三次元を浮かび上がらせる写真の特徴を、実際にカメラを使って考えてみます。

写真は平面的に世界を切り取りますが、実は、目で見たときには気づかなかった質量や空間をそこに読み取ることができたり、写真を折り曲げた瞬間に三次元になるという点で立体的であるといえます。あるいは逆に、どんな立体のものも、撮影された瞬間に平面的なものとして私たちの前に現れる等、写真は二次元と三次元の間を行き来するメディアであるといえるでしょう。

ワークショップの冒頭では、ガブリエル・オロスコ、ヴォルフガング・ティルマンス、アーウィン・ワーム等、他のアーティストの作品も事例として取り上げ、あらゆる写真撮影の方法を探ります。その後、カメラを使って、皆さんの家にあった日用品や思い出のつまったもの、AITルームにある素材(色紙や段ボール等を用意します)でセットを作り、撮影することに挑戦します。最後は、その場で撮影した写真をもとに、一人一人がどのように世界を見ているのか、みんなで話し合います。(カメラは、デジカメやiphoneのカメラ機能など、後ほど撮った写真をデータで見せられるものをお持ちください。)

アーティストと共に、写真の認識を変化させる、ちょっとした冒険をしてみませんか?
[画像: 「Untitled」(2011) Analogue colour photo]

定員:12名(予約制)
持ち物:デジタルカメラ(携帯のカメラ機能でも可)、作品に使用したいもの
お申し込み詳細は公式ホームページをご覧ください。

スケジュール

2012年3月13日(火)

開館情報

休館日
日曜日
イベントにより異なる。
入場料一般 1500円、学生・ベースメンバー 1200円、ハウスメンバー・サポートメンバー無料 *1ドリンク付き *逐次通訳付き
展覧会URLhttp://www.a-i-t.net/ja/future_archives/2012/02/ait-artist-talk-59.php
会場AITルーム
http://www.a-i-t.net/ja/
住所〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
アクセス東急東横線代官山駅正面口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線4番出口より徒歩7分、JR山手線・埼京線恵比寿駅西口より徒歩10分
電話番号03-5489-7277
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