「楽園創造(パラダイス)-芸術と日常の新地平- 会期1 平川ヒロ」展

Gallery αM

poster for 「楽園創造(パラダイス)-芸術と日常の新地平- 会期1 平川ヒロ」展

このイベントは終了しました。

今回のαMプロジェクトでは、多様な階層の価値観や思想といった形而上的なレベルから、人々が生きていく中で生み出されてきたあらゆるものまで、等しく相対的に捉え得るような世界である今日の我々の「日常」を、「芸術」という、かつて歴史的に存在していた世界観を通じて鮮やかに映しだしてくれる作家たちを集め、「楽園創造(パラダイス) −−芸術と日常の新地平−−」というタイトルで1年間のプロジェクトとして始動する。ここに集う作家たちのさまざまな表現を介しながら、我々がこれまで見ることの無かった「日常」というパラダイスと出会えることをここに約束しよう。
ゲストキュレーター: 中井康之(国立国際美術館主任研究)

楽園創造(パラダイス)というタイトルによってはじまる今回のαMプロジェクトに最初に登場するのは平川ヒロ、未だ活動間もない作家である。愛知県立芸術大学絵画科を卒業し、当初は、フランス20世紀初頭の遅れてきた印象派とも異名をとる画家ピエール・ボナールを思い起こさせるような暖色系の色彩を中心にした緩やかな絵画を描いていた。ボナールという作家は、20世紀初頭、既に時代の趨勢としてはフォーヴィスムやキュビスムの時代となり抽象絵画も生まれていたが、その作家は印象派がやり尽くしてはいなかった「自然主義的な色の受け取り方の克服」という観点からの再解釈を試み、結果的には印象主義を強化するかのような立ち位置によって、
独自な境地を獲得したことで知られている。おそらく、平川にとっても新しい何かではなく、踏み越えられ凌駕したと等閑視する世界に、パラダイスを見つけ出す可能性が残されていると思われるのである。平川が、そのような新たな境地を、この展示空間に見出しかつ顕現することを、待望する。

[画像: 平川ヒロ「よじのぼったネズミと、くぐりぬけようとするネコ」(2011)]

[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 4月6日(土) 17:00~18:00
ゲスト: 平川ヒロ、中井康之

メディア

スケジュール

2013年04月06日 ~ 2013年05月11日

オープニングパーティー 2013年04月06日17:00 から 18:00 まで

アーティスト

平川ヒロ

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use