「佐倉・房総ゆかりの作家たちそれぞれの今」展

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近代以前、日本の画家や工芸家は、大名・豪商など有力者の庇護のもと、あるいは市井の職人として活動し、作品を残してきました。明治の世をむかえ、これまでの芸術文化を生み出す社会的な構造が失われると、代わって作品を発表する場となったのが、国や美術団体などが主催する公募展でした。急速な近代化にともない、価値観が大きく転換しつづける社会の中、芸術家は、その時代を背景に、自らの表現を追求し、発表してきました。これらの美術運動には、佐倉・房総ゆかりの作家も多く参加して、中心的役割を担っています。変わりゆく流れの中で模索する姿は、時代や分野をこえて、現代の私たちと通じるものがあります。今回は、当館の所蔵作品から、社会変化と向き合い、新たな時代に生きた佐倉・房総ゆかりの作家たちの活動を紹介します。

[画像: 都鳥英喜「河畔」(1941) 油彩]

スケジュール

2013年3月30日(土)〜2013年5月6日(月)