国立科学博物館アフリカに生まれた人類が、世界中に拡散していった人類最大の旅路を、イギリス人の考古学者ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と名付けました。
本展では360万年前の人類が家族で連れ立って歩いた最古の足跡化石をその「グレートジャーニー」の象徴として位置づけています。700万年前の人類誕生から説き起こし、人類が様々な困難を克服しながらどのように地球上に拡散していったのかを紹介します。人間にとって過酷な環境である「極地」(熱帯、高地、極北、乾燥地帯)で人はどうやって生きてきたのか。地球上の様々な環境で今も暮らす人々の生活を紹介することなどにより、その土地ならではの"生きる知恵"と文化を見て、追体験していくことで、「人間の生きていく強さ」を再発見し、そこから自身の未来を考えていきます。
監修者の一人である関野吉晴は,1993年、「グレートジャーニー」の過程を自らの腕力と脚力を頼りに、動力を一切使わずに逆ルートで体験する旅に出ました。南米大陸最南端のナバリーノ島から人類誕生の地・東アフリカまで、8年3か月の歳月をかけた旅の様子は、1995年からフジテレビでドキュメンタリー番組「グレートジャーニー」として放送され、自然と一体となって暮らす各地の人々の中に入っていく同氏の姿は、多くの視聴者に感動を与えました。また、2006年からは私たち日本人の祖先が日本列島に到達したルートを辿る様子も「新グレートジャーニー」として放送され、大きな話題となりました。
※今後の諸情勢により、開館日、開館時間等について変更する場合がありますので、ホームページ等でご確認ください。
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