「写真のエステ - 五つのエレメント」展

東京都写真美術館

poster for 「写真のエステ - 五つのエレメント」展

このイベントは終了しました。

18世紀ドイツの哲学者バウムガルテンは、「感性学」を意味する「エステティカ」 (Aesthetica)という学問を提唱しました。このエステティカは、やがて近代日本に伝来して「美学」と訳されました。現在一般に普及している「エステ」または「エステティック」という和製語は、全身美容術を意味しますが、元々は18世紀西洋で生まれた「感性学」から派生しています。「エステ」はたんに人間の身体を美しく変える術だけではありません。自然界の現象や「私」の外にある様々なものを美しく感じ取る術であり、美しいと感じる「私」の心と感性を育む術でもありうるはずです。この展覧会では「写真の美しさはどこにある?」をテーマとして、29,000点を超える東京都写真美術館の豊富なコレクションのなかから、企画者である私が感じている写真の美の在り方を選びとり、五つのエレメントに分けて紹介します。「光」「反映」「表層」「喪失感」「参照」というエレメントを手がかりとして、19世紀の初期写真から現代写真まで、当館のコレクション作品をたどりながら、美をめぐる数々の表現に目を向け、そのたたずまいを味わい、趣きを愛でてください。「写真」は文字通り「真を写す」と言いますが、写真から「真実」を知ることよりも、「美」の豊かな広がりを感じ取ることが、時には大切なのではないでしょうか。「写真のエステ」をとおして、心の内に今までと異なる感性のチャンネルが開かれてくる機会となれば幸いです。
会場: 3階展示室
[関連イベント]
担当学芸員によるフロアレクチャー
日時: 5月24日(金) 14:00~
日時: 6月14日(金) 14:00~
日時: 6月28日(金) 14:00~
[画像: 鈴鹿芳康 「#672 備瀬(沖縄)」(1993)]

メディア

スケジュール

2013年05月11日 ~ 2013年07月07日
休館日: 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use