四條朋恵「風になる」

ギャラリイK

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アーティスト

四條朋恵

「素手で絵の具やキャンバスに触れ、感触を確かめながら絵と対話する。その対話の中で生まれてきた様々な色や形、マチエールなどに寄り添いながら、さらに深く潜っていく。これを何度も繰り返すうちに、かけがえのない特別な存在に出会うことができる」と四條は言う。けだし画家にとって「絵」とは自らを外部の世界に開くための媒介者であり、自らと呼応し合いながら共に育っていく「生き物」に他ならない。四條の作品それぞれに漂う柔らかな色彩の雲と、気がつくとその合間から密やかにこちらを観ている瞳は、さながら細胞質と細胞核のように、お互いを必要としているに違いない。

スケジュール

2013年10月7日(月)〜2013年10月12日(土)