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「ロシア近代絵画の頂点 国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」

神奈川県立近代美術館 葉山
終了しました

アーティスト

イリヤ・レーピン
文豪トルストイやドストエフスキー、作曲家チャイコフスキーやムソルグスキー、元素の周期表を提案した化学者メンデレーエフなど、19世紀後半の帝政ロシアには華やかな文化が花開きました。イリヤ・レーピンは、その時代の美術を代表する巨匠です。彼はその卓越した描画技術で、当時の社会、人物を活写し、また入念な時代・民俗考証を行って祖国の歴史の重要な場面を再現しました。描かれた人物の個性や内面をも感じさせるほどに透徹したレーピンのリアリズムは、まさにロシア近代美術の頂点を示すものです。帝政ロシアのモスクワの豪商パーヴェル・トレチャコフが築いたロシア美術の殿堂、国立トレチャコフ美術館が所蔵する珠玉の作品群より選ばれた、レーピンの画業の初期から晩年に至る様々なジャンルの油彩画、水彩画、素描、計79点で構成される本展は、日本を巡回する過去最大の回顧展であり、神奈川県立近代美術館 葉山がその最後の会場となります。肖像画の代表作《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》、同時代の人々の心理描写に優れた《思いがけなく》、歴史画の大作《皇女ソフィヤ》、水彩画の傑作《エジンバラ大学教授のガウンを着た化学者ドミートリー・メンデレーエフの肖像》など、レーピンの芸術の粋と帝政ロシアの絢爛たる文化を実感できる、またとない機会となるでしょう。

[画像: イリヤ・レーピン 「作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像」(1881) 油彩]

スケジュール

2013年4月6日(土)〜2013年5月26日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
※最終入館は16:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館
展示替期間、年末年始は休館
備考
4月29日、5月6日は開館
入場料一般 1100円、20歳未満・学生 950円、65歳以上 550円、高校生 100円
会場神奈川県立近代美術館 葉山
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
住所〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1    
アクセスJR横須賀線逗子駅または京浜急行電鉄逗子・葉山駅より京浜急行バス20分「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車
電話番号046-875-2800
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