「清雅なる情景日本中世の水墨画」

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中国で生まれた水墨画が日本に本格的にもたらされたのは、鎌倉時代末期から室町時代にかけて。そこで大きな役割を果たしたのが、日中間で僧侶や文物の往来が盛んに行われた禅宗です。しかも禅宗が文芸や政治と結びついたこともあり、水墨画は、絵画の技法という以上の大きなインパクトを中世の文化に与えました。本展は、総数約50件の作品により、14世紀後半から16世紀までの水墨画の展開を眺め、多彩な魅力をご紹介するものです。

[関連イベント]
「日本中世の水墨画」展　スライド・レクチャー
展示内容について、学芸員がスライドをもちいてお話します。
日時: 9月27日(金)、10月4日(金) 13:30〜(60分間)
定員: 130名

「日本中世の水墨画」展　講演会1「室町水墨の世界」
日時: 9月14日(土) 14:00〜15:30
講師: 島尾新氏(学習院大学教授)
定員: 140名

「日本中世の水墨画」展　講演会2「室町水墨画の西と東」
日時: 9月28日(土) 14:00〜15:30
講師: 相澤正彦氏(成城大学教授)
定員: 130名

「日本中世の水墨画」展　講演会3「彫金の技をみる」
日時: 10月19日(土) 14:00〜15:30
講師: 桂盛仁氏(重要無形文化財保持者彫金)
定員: 130名
※詳細は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2013年9月11日(水)〜2013年10月20日(日)