「楽園創造(パラダイス) - 芸術と日常の新地平 - vol.3 上出惠悟」展

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上出惠悟の作品は、彼の出自である九谷焼を用いている。その元祖となる古九谷の絵付けを、当時(江戸末期)加賀藩に滞在していた久隅守景が指導をしていたという定説があるがここでそのことを取り上げようというのではない。その古九谷が築き上げようとしたのは、唐代に生み出された白磁に五彩の絵付の景徳鎮であった。上出が自らの作品で実現しようとしているのは、そのような連綿たる時を重ねてきた磁器の世界を舞台とし、その中の伝統的な様式を緩やかに遊ばせながら、われわれ日本人の秘かなる風景を映し出そうというのである。その軽妙で諧謔的ともいえる作品群は、江戸末期の絵師が残した庶民図と同様に、この国の何とも言えない日常の中の「理想郷」を垣間見せる。その作品群が生み出す「場」(トポス)を上出は「幽谷」あるいは「游谷」等々と名付け、見る者を悠久の世界へと誘うのである。

[画像: 上出惠悟「栄螺」(2013) 磁器]

[関連イベント]
アーティストトーク
日時: 7月13日(土) 18:00~19:00
出演: 上出惠悟、中井康之

上出惠悟が語る九谷焼と自作について
日時: 8月6日(火) 19:00~
出演: 上出惠悟
内容: 現在個展を開催中の上出さん自ら、作品制作の手法である九谷焼について、そして自作について、作品を観賞しながら語ります。

メディア

スケジュール

2013年07月13日 ~ 2013年08月24日
夏休み: 8月11日(日)〜8月19日(月)

オープニングパーティー 2013年07月13日19:00 から

アーティスト

上出惠悟

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