終了した展覧会・イベントです

「福島・宮城・岩手の三窯展 東北陶芸文化のこれからをおもう
」展

早稲田スコットホールギャラリー
終了しました

アーティスト

故第15代田代清治右衛門、本間伸一、本間文江
江戸期よりつづく福島県の「相馬駒焼」と宮城県の「堤焼」、新興の窯場である岩手県の「藤沢焼」が、東京都指定の歴史的建造物「スコットホール」にやってきます。西日本と比べてあまり有名ではありませんが、東北地方の各地にも新旧様々な窯場があり、それぞれが独自の文化を形成してきました。しかしながらいま、東日本大震災による窯の崩落、原発問題による材料や焼成の制限、顧客の離散など、東北陶芸文化はおおくの苦難に直面しています。とくに、東日本の陶芸文化の一大源流の大元となる「相馬駒焼」は、震災後に唯一の継承者が逝去され、継続が危機的な状況となりました。東北陶芸の親玉ともいえる約390年の歴史と伝統を持つ相馬駒焼に加え、民藝の父・柳宗悦によって絶賛された民窯である堤焼、国内外で活躍する開窯40年を迎えた藤沢焼、東北陶芸文化を担う3つの窯元が一堂に会する貴重な機会です。「東北陶芸文化のこれから」に焦点を当てた本展覧会では、主に作品販売と情報展示を行い、そして作品販売収益の一部を東北被災地支援事業の義援金とします。多くの方々に東北陶芸文化の現状、また、そのものづくりにある奥深さと美しさ、優しさと力強さを、ぜひ器を手にして知っていただきたいです。

[関連イベント]
トークイベント

主に出展作品、東北陶芸文化の現状、相馬駒焼の継続可能性などについて、出展作家とインタビュー形式で語り合います。
日時: 7月12日(金)17:00
会場: 
スコットホール講堂(ギャラリー横の教会内)
※関連イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページをご確認ください。

スケジュール

2013年7月12日(金)〜2013年7月17日(水)

開館情報

時間
12:0019:00
日曜日・祝日は18:00まで
最終日は18:00まで
休館日
木曜日

オープニングパーティー 2013年7月12日(金) 18:00 から 00:00 まで

入場料無料
会場早稲田スコットホールギャラリー
http://www.hoshien.or.jp/gallery/index.html
住所〒169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1
アクセス東京メトロ東西線早稲田駅3b番出口より徒歩6分、東京メトロ副都心線西早稲田駅2番出口より徒歩10分
電話番号03-3205-5411
関連画像

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