終了した展覧会・イベントです

「没後100年 徳川慶喜 展」

静岡市美術館
終了しました
江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(1837-1913)は明治元年からの30年間、30歳から還暦を迎えるまで静岡で過ごしました。前将軍という政治性を消し去るかのように、猟銃や囲碁、刺繍、当時最新の油彩画に打ち込み、写真術もマスターするなど、ここ静岡で政治家から文人へと変貌を遂げたのです。本展では、3年前に当館で開催した「家康と慶喜-徳川家と静岡」展では紹介できなかった、幼少期や晩年の品(書、画、所用品)、近年発見された政権返上(大政奉還)に関わる重要資料など、初公開作品も含めて紹介することで、慶喜の全生涯に迫ります。特に油彩画、写真については美術館としての視点を重視し、松戸市戸定歴史館との連携により歴史と美術双方からみる慶喜展を試みます。
※会期中一部展示替え
[画像: 「徳川慶喜写真」(1866-7) 鶏卵紙 松戸市戸定歴史館]

[関連イベント]
「徳川慶朝とカフェトーク」
日時: 11月3日(土) 10:30〜11:30
対談者: 徳川慶朝氏(徳川慶喜家第四代当主)、吉田恵理(当館学芸員)
参加費: 1500円(展覧会招待券、将軍珈琲付)

講演会1「徳川慶喜没後100年が投げかけるメッセージ」
日時: 11月9日(土) 14:00〜15:30
講師: 齋藤洋一氏(松戸市戸定歴史館 館長補佐)

講演会2「『徳川慶喜公伝』編纂への道-渋沢栄一の熱き想い」
日時: 11月30日(土) 14:00〜15:50
講師: 関根仁氏(渋沢史料館 学芸員)

シンポジウム「徳川慶喜の油彩画を読む-幕府開成所と近代洋画」
日時: 11月16日(土) 14:00〜16:30
出演: 山本絵美子氏(東京文化財研究所企画情報部副部長)、滝澤正幸氏(長野県主幹学芸員)、古田亮氏(東京藝術大学大学美術館准教授)、齋藤洋一氏(松戸市戸定歴史館 館長補佐)
司会: 吉田恵理(当館学芸員)

写真展「徳川慶喜の姿」
日時: 10月5日(土)〜12月15日(日)
会場: 葵タワー1階エントランス

ギャラリートーク
日時: 11月10日(日)、12月8日(日) 14:00〜

「しずびチビッこプログラム」
日時: 11月23日(土・祝) 10:30〜12:00、14:00〜15:00
参加費: 500円

スケジュール

2013年11月2日(土)〜2013年12月15日(日)

開館情報

時間
10:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1100円、大高生・70歳以上 700円、中学生以下 無料
会場静岡市美術館
https://shizubi.jp/
住所〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
アクセスJR静岡駅北口より徒歩3分、静岡鉄道静岡清水線新静岡駅御幸町・追手町口より徒歩7分
電話番号054-273-1515
関連画像

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