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佐脇健一 「未来の記憶」

目黒区美術館
終了しました

アーティスト

佐脇健一
佐脇健一(さわきけんいち)は、1949年大分県に生まれ、1975年東京藝術大学大学院修了、1977年に二紀会展をはじめとして、多くの展覧会に出品。1977~1979年東京藝術大学非常勤講師を務め、現在は大分大学教授です。イタリア式ロー型鋳造法というブロンズ鋳造技術を完璧なまでに修得した佐脇は、その素材を銅から鉄、木、石、砂にまで挑み、写真、映像、インスタレーションに至る多彩な手段を駆使してその表現の幅と深さを広げてきました。佐脇の作品は、風景ですがありふれた風景ではありません。どのような頑丈な建築も最新の技術を誇る乗り物も、まして私たち人間も、あらゆる存在はこの風景のなかでは滅びの運命に逆らうことなく記憶への変容を遂げて、静謐な中にも懐かしさと愛おしさにあふれた特別な存在となります。
本展は、インスタレーション作品、映像、フォト・ドローイング、ウッドワーク(ボックス、キャビネット)、立体(彫刻)、プロジェクトワーク約100点で構成する予定です。これまで敢えて個展を選ばず、公共の場での発表を中心にしてきた作家の初の大規模な回顧展となる本展は、これまでに磨いてきた技と凝縮させた力とあふれる詩情を秘めて、見る人を佐脇の世界にひきこむことでしょう。

[関連イベント]
対談
日時: 2013年5月4日(土) 14:00~15:30
場所: 目黒区美術館ワークショップ室
ゲスト: 建畠晢(京都市立芸術大学長・埼玉県立近代美術館長)、佐脇健一
定員: 先着50名
参加費: 無料(ただし「佐脇健一展 未来の記憶」当日観覧券が必要です)

ギャラリー・トーク
日時:2013年5月5日(日) 10:00~ 1Fエントランスホール集合
講師: 佐脇健一
参加費: 無料(ただし「佐脇健一展 未来の記憶」当日観覧券が必要です)

ワークショップ「箱の中の小さな世界」
日時: 2013年5月5日(日) 13:00~16:30
場所: 目黒区美術館ワークショップ室
講師: 佐脇健一
定員: 20名(中学生以上)
参加費: 無料(ただし「佐脇健一展 未来の記憶」当日観覧券が必要です)
材料費: 2000円
※関連イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

[画像: 佐脇健一 「Landscape Hashima 2001」(2009) 油彩]

スケジュール

2013年4月3日(水)〜2013年6月9日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
備考
4月29日(月)と5月6日(月)は開館、4月30日(火)と5月7日(火)は休館。
入場料一般 700円、大・高生・65歳以上 550円、小中学生無料
展覧会URLhttp://mmat.jp/exhibition/archives/ex130403
会場目黒区美術館
http://www.mmat.jp/
住所〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
アクセスJR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線目黒駅正面口より徒歩約10分、東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅東口より徒歩約20分
電話番号03-3714-1201
関連画像

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