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「旧江戸城写真ガラス原板」展

江戸東京博物館
終了しました
このたび当館では開館20周年を記念して、貴重な“写された江戸城”に関する資料で、国指定重要文化財ともなっている「旧江戸城写真ガラス原板」の一部を特別公開します。 明治維新直後、新政府が引き継いだ江戸城は、幕末の火災などの影響で荒廃が進んでいました。そこで新政府は江戸城の姿を少しでも後世に残そうと考え、城内各所の景観の撮影・記録をおこないます。これを担当したのが当時、太政官の役人であった蜷川式胤(にながわ のりたね)であり、撮影には明治期の写真師として著名な横山松三郎があたりました。1871年(明治4)におこなわれた調査結果は、『旧江戸城写真帖』(国指定重要文化財、東京国立博物館所蔵)としてまとめられ、さらに明治11年、蜷川により『観古図説 城郭之部一』として刊行されます。その他にも、この調査で撮影された写真はいくつか確認されていますが、その時の写真のガラス原板として確認されているのは、江戸東京博物館が所蔵する29枚のみです。写真撮影そのものが困難であった時代、今から140年前も昔の原板が残されていることは非常に珍しく貴重です。今回はそのうち8枚を特別に公開します。
会場: 常設展示室6階、江戸城と町割りコーナー
※会期中、一部展示替えをおこないます。

[画像: 横山松三郎「江戸城数寄屋橋門」(1871)]

スケジュール

2013年3月19日(火)〜2013年3月31日(日)

開館情報

時間
9:3017:30
土曜日は19:30まで
休館日
月曜日
月曜日祝日の場合は開館し翌日火曜日休館
両国国技館で大相撲本場所開催中は開館
年末年始休館
備考
3月25日(月)は開館。
入場料一般 600円、大学生480円、65歳以上の方・高校生・中学生 300円、中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料
会場江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
住所〒130-0015 東京都墨田区横網1−4−1
アクセスJR総武線両国駅西口より徒歩3分、都営大江戸線両国駅A3・A4出口より徒歩1分
電話番号03-3626-9974
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