「湘南の画家・古川恂の世界展」

ヨコハマ創造都市センター

poster for 「湘南の画家・古川恂の世界展」

このイベントは終了しました。

古川恂(ふるかわじゅん)は昭和の激動を生きる湘南の画家、教育者、美術啓蒙家であった。画家としては、東京高等工芸学校卒業後、高校教師の傍ら、現代美術家協会の創立に参画し、中央画壇のみならず湘南地方の美術界においても活躍した。画風はあくまでもキャンバスにこだわり、人体のフォルムからひきだし単純化した線描を基本とし、変幻自在の線で描がき、そのフォルムに色点をちりばめるという最小限の描画法を確立した。1975年インドのアジャンタ、エローラ石窟寺群を旅してからは、画題は《インド》《ネパール》《仏伝》《明王》《四天王》《ヒンドゥ》《般若理趣》《輪廻》等となり、2004年には梵字それ自体を作品にしている。これらの作品に共通しているのは、インド思想であり、色彩を背景とした無駄のない線描と色点は透明感を醸し出し、悟りの世界を感じさせる。それは、丁度、絵画で曼荼羅を描きだしているかのようである。教育家としては、神奈川県立高浜高等学校の美術家教員として37年勤め、多くの子女の教育に携わり、美術クラブをはじめ、地域に開放した裸婦クロッキー会を30年以上も指導した。美術啓蒙家としては、昭和20年代から働く若者たちの絵画グループを組織し、自宅を開放し指導に当たった。その多くは平塚を中心として中央画壇で活躍する美術家となっている。また、平塚美術家協会、秦野美術協会の結成の呼びかけ、絵画グループのメンバーが参加し、地域の美術文化発展に寄与した。さらに1971年「平塚に美術館を」と呼びかけ、一作家一点寄贈運動などを通じ、美術館建設に尽力し、1991年には待望の平塚市美術館の開館に至った。美術館は今や地方都市の美術館として注目され、文化都市の名にふさわしい拠点となっている。古川恂が生涯美術を愛し、真剣に生き抜いた87年の人生と画業の一部を展示する。

会場: 3Fスペース

メディア

スケジュール

2013年09月16日 ~ 2013年09月21日
開館時間: 11:00~18:00、初日は14:00から、最終日は16:30まで

アーティスト

古川恂

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use