終了した展覧会・イベントです

『エイト・リンク・ラボ/ AIT LINK LABO』アートだからできる、記憶の質感

六本木アカデミーヒルズ
終了しました
今回のキーワードは「記憶」

古今東西のアーティストたちは、どのように記憶や時間、場、歴史といったテーマに挑み、どのように時代の表情を描き出しているのでしょうか?スピードとテクノロジーが私たちの世界に変化を生むとすれば、記憶や想像力は私たちの人生や社会により豊かな見通しを与えてくれるとは考えられないでしょうか。

19世紀末の写真家、ウジェーヌ・アジェは抜け道や裏道を彷徨いながら撮り続けたことで、彼の時代のパリを鮮やかに表わしました。また、2000年代に入り、ミラノを拠点に活動を展開するアーティストや社会学者、経済学者などの集団「マルティプリシティー」が扱う個人の密やかで儚い記憶の集積が、意外にも今どきの社会と集合的な記憶の関係を鮮やかに映しだすこともあります。
ほかにも、クリスチャン・ボルタンスキーは「生と死」「記憶」をテーマとした作品を世界各国で発表し続けており、日本国内では香川県豊島で、人々の心臓音を恒久的に保存、聞くことができる「心臓音のアーカイブ」や、越後妻有アートトリエンナーレ2012では古着を大量に使ったインスタレーション作品「No Man's Land」で話題を呼んでいます。
本レクチャーでは、人々に共有される記憶と消えてゆく記憶の間で揺れ動くアートの姿を紹介します。

取り上げるアーティストや運動など: ウジェーヌ・アジェ、フューチャリズム、クリスチャン・ボルタンスキー、比嘉豊光、マルティプリシティー、ジョルジュ・アデアグボ…
ナビゲーター:ロジャー・マクドナルド、小澤慶介(AIT)
*申込者には「会田誠:天才でごめんなさい」展チケットを進呈する。申し込み方法はホームページまで。

スケジュール

2013年2月8日(金)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
入場料無料
展覧会URLhttp://www.academyhills.com/school/artcollege/detail/113684_ait20130207.html
会場六本木アカデミーヒルズ
http://www.academyhills.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー49F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1c出口より直結、都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩4分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します