油彩、アクリル、エナメル、ウレタン樹脂など様々な手法で、悲壮的なアイロニーが漂う真相世界を人体のフォルムに投影してきた大河原愛。「I have no way to change the world」(世界を変えるすべを持たない)と題する当画廊3回目となる今展では、初めて『顔』が描かれるようになり、力強い生への執着・あるいは普遍の愛に通じる作家の強い使命感が表現されています。写真を重ね合わせてイメージを作り出した上に描いた新作コラージュを含め、油彩・ドローイング約30点からなる新たなステージをぜひご高覧ください。
[画像: 大河原愛「I have no way to change the world.」キャンバスに油彩・アクリル 65×25cm]