「ピカソが描いた動物たち - ビュフォン『博物誌』にもとづく挿絵本より - 」

国立西洋美術館

このイベントは終了しました。

「ゲルニカ」などの作品が有名なパブロ・ピカソは、絵画のほか彫刻や陶芸など、さまざまな分野で膨大な数の作品を残しています。なかでも、彼が生涯に手掛けた版画は2,000点以上にのぼりますが、ビュフォンの『博物誌』にもとづき制作された一連の挿絵は、とりわけ魅力的なもののひとつといえるでしょう。

18世紀の博物学者であったビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレールが編纂した『博物誌』は、20世紀に入っても高い人気を保っていました。そこで、パリの画商アンブロワーズ・ヴォラールは『博物誌』にあるさまざまな生物の特徴の解説を、ピカソの挿絵入りで出版する計画を立てました。これを受けて、ピカソは動物や鳥、昆虫などの姿を30点あまりの版画に表わしたのです。

原著では、細部まで正確に描かれた生物の図像が各項目に添えられていますが、ピカソはそれらにとらわれず、みずからの創意にあふれた一連の挿絵を制作しました。ときに省略的な描写でありながら、生き物たちの生命感や躍動感そのものをとらえたかのような表現が光っています。ピカソは動物が好きで、さまざまなペットを飼っていたと伝えられます。そうした動物への関心や愛情が、作品の魅力的な表現に結びついているのかもしれません。

メディア

スケジュール

2013年07月09日 ~ 2013年08月25日
8月10日(土)、11日(日)は観覧無料

アーティスト

パブロ・ピカソ

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use