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「VOCA展2013 現代美術の展望 - 新しい平面の作家たち」

上野の森美術館
終了しました

アーティスト

鈴木紗也香、柴田麻衣、平子雄一、大﨑のぶゆき、吉田晋之介、佐藤翠
『VOCA展2013』では、作家36名による出品作の中から、グランプリとなるVOCA賞に、多摩美術大学大 学院在学中の鈴木紗也香さん(ロンドン出身、神奈川県在住)の「あの日の眠りは確かに熱を帯びていた」(4頁参照) が決定したほか、VOCA奨励賞には柴田麻衣さん、平子雄一さん、佳作賞には大﨑のぶゆきさん、吉田晋之介さんが選出されました。また、大原美術館賞には佐藤翠さんが同美術館独自の選考を経て選出されました。「VOCA展」は、現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994年より毎年開催している美術展で、『VOCA展2013』は節目の20回展となります。 日頃から公平な立場で作家たちと接している全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の若い作家1名を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。こうしたシステムのため、東京だけでなく全国で活躍する作家たちにスポットがあたることが同美術展の 特徴の1つです。この20年のうちに、出品した作家たちは延べ687人。福田美蘭(1994年 VOCA賞)、やなぎみわ(1999年 VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)など多方面で活躍している作家たちが出品しています。この間 VOCA展は「平面」という一貫した切り口で若い世代の動向をヴィヴィッドに反映しながら、 まさに「今日の美術」を見せてきました。なお、今回20周年を記念して、VOCA展の20年を振り返るシンポジウムや、上野の森美術館ギャラリーと第一生命南ギャラリーにおいて過去のVOCA賞受賞作品を中心とした展示を行います。

[関連イベント]
VOCA20周年記念シンポジウム「VOCAと現代美術の20年」
日時: 3月14日(木) 15:00~17:00
場所: 上野の森美術館
パネリスト: 高階秀爾(VOCA展選考委員長・大原美術館館長)、光田由里(美術評論家)、谷新(宇都宮美術館館長)、名古屋覚(美術ジャーナリスト)、小林正人(画家)、曽谷朝絵(アーティスト)
定員: 150名 (要申込み)

受賞作家によるアーティスト・トーク
受賞者が自作について語ります。
日時: 3月16日(土) 15:00~16:00
ゲスト: 佐藤翠(大原美術館賞)、柴田麻衣(VOCA奨励賞)、平子雄一(VOCA奨励賞)
場所: 上野の森美術館 (申込み不要)

日時: 3月23日(土) 15:00~16:00
ゲスト: 大﨑のぶゆき(佳作賞)、鈴木紗也香(VOCA賞)、吉田晋之介(佳作賞)
場所: 上野の森美術館 (申込み不要)

学芸員によるギャラリートーク
上野の森美術館学芸員が出品作品を紹介します。
日時: 3月17日(日)、24日(日) 15:00~16:00
場所: 上野の森美術館 (申込み不要)

「VOCAの20年 1994-2012」 展
上野の森美術館ギャラリーおよび、第一生命南ギャラリー&同社1階ロビーでは、VOCA展20周年特別企画として、過去の受賞作品でVOCA展を振り返る回顧展を「VOCA展2013」の会期に合わせて開催します。また、第一生命ギャラリーでは、個展の機会を与えられた受賞作家の展覧会も随時開催しています。
日時: 【上野の森美術館ギャラリー】3月15日(金)~30日(土) 10:00~18:00
【第一生命南ギャラリー】3月4日(月)~4月12日(金) 12:00~17:00 (※土日祝日休館)
場所: 上野の森美術館ギャラリー、第一生命南ギャラリー(東京都千代田区有楽町1-13-1 第一生命保険株式会社 日比谷本社1F)

スケジュール

2013年3月15日(金)〜2013年3月30日(土)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開館時間: 10:00〜18:00
入場料一般・大学生 500円、高校生以下無料
展覧会URLhttp://www.ueno-mori.org/voca/2013/
会場上野の森美術館
https://www.ueno-mori.org/
住所〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
アクセスJR上野駅公園口より徒歩3分、東京メトロ銀座線・日比谷線7番出口より徒歩5分、京成線京成上野駅正面口より徒歩5分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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