「春の乳首狩り～ユトリズムの逆襲～第二期」展

ギャラリイK

終了しました

アーティスト

板谷萌絵、小田倉璃菜、皐月彩、西山夏希、望月美那

この春、高校を卒業した11人が最後のユトリズム世代としてここに集結する。文部科学省はユトリズムの終焉を宣言したが、豊かな人間性の育成を掲げたユトリズムの背後では学力格差と同一化教育が進んでいた。この11人はその枠から抜け出し、縄文系ペルー人を名乗る謎の人物に教えを受ける。教科書や正答のないその「教え」を最も端的に示す課題は『父親暗殺計画』だ。つまり父首狩りである。精神世界における肉親の殺害を決行し、自立した独自の思想を追求する。監督・脚本・写真・建築・演劇・音響・文化財・デザイン…進む分野は異なるが、同じ空間を共有してきた11人の若者が２週間にわたって展開するグループ展。前週に引き続いての第二期は新たな5作家。この社会に搾取されない、という主旨の映像も共同製作した。会期中には、映像に登場する「搾取からの逃走」を行うレモンが会場に現れる予定。

スケジュール

2013年4月22日(月)〜2013年4月27日(土)