終了した展覧会・イベントです

「ミニマル|ポストミニマル ─1970年代以降の絵画と彫刻─」展

宇都宮美術館
終了しました
本展覧会では、「ミニマリズム」と呼ばれるこ との多い、今日の過剰なまでの表現の対極にあるような1970年代の表現から始まり、その時代に発表を始めた作家たちの今日にいたる表現の変遷を、いくつかの時代の転換点を構えながら紹介します。さらに1980年代、90年代、2000年代にスタートする作家たちの表現を、同じ展示空間に併存させることで、40年余の日本のミニマリズム以降の絵画と彫刻の表現を振り返ってみようというものです。あえて世代を越えて、発表開始時期の異なる作家を同一場に展示することで、今日の主に美術館における展覧会の形式を、表現が同一場に混在した1970年代の時代状況を念頭におきながら、当時を現在の時点から振り返ってみようとする意図も含まれています。本展は、70年代以降の現代の絵画、彫刻の 変遷の確かなステップと表現上の問題意識の共通性をご覧頂けるまたとない機会になるでしょう。

[画像: 袴田京太朗「布袋と台座―複製」(2012) アクリル板、置物(ブロンズ)、木、本 ]

[関連イベント]
出品作家とのディスカッション
それぞれのテーマに基づいて、出品作家 とのディスカッションを行います。
聞き手: 谷新(宇都宮美術館館長)
会場: 講義室
定員: 170名

1「1970年代以降の彫刻」
講師: 遠藤利克、戸谷成雄
日時: 2月24日(日) 14:00~16:00

2「1970年代以降の絵画」(予定)
講師: 薄久保香、辰野登恵子、袴田京太朗
日時: 3月24日(日) 14:00~16:00

3「モダニズム絵画の現在」
講師: 石川順惠、中村一美
日時: 3月31日(日) 14:00~16:00

4「川島清─自作を語る」(予定)
講師: 川島 清
日時: 4月7日(日) 14:00~15:00

※いずれも午後1時30分開場


ワークショップ 「自分の青を探す」
日本画の技法と素材の基本を学び、自分だけの色を見つけます。
日時: 3月17日(日) 13:00~16:00
講師: 荒井経
会場: 中央ホール
参加費: 3,000円
定員: 15名(高校生以上の方)

パフォーマンス+アフタートーク「記憶するために」
震災以降の状況から発想された新作パフォーマンスを上演します。上演後はアフタートークを行います。
日時: 3月10日(日) 14:00~16:00
出演: 堀浩哉、堀えりぜ
集合場所: 講義室
参加費: 無料

学芸員によるギャラリートーク
企画展担当学芸員による作品解説を行います。
日時: 会期中毎週土曜日 14:00~
集合場所: エントランス・ホール
参加費: 無料

スケジュール

2013年2月24日(日)〜2013年4月7日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
備考
3月21日(木)は休館
入場料一般 700円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 300円
会場宇都宮美術館
http://u-moa.jp/
住所〒320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
アクセスJR宇都宮駅西口より関東バス(豊郷台・帝京大学経由宇都宮美術館行き)「宇都宮美術館」下車、JR宇都宮駅よりタクシー20分
電話番号028-643-0100
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します