終了した展覧会・イベントです

「乙女デコ&京都モダンのデザイナー 小林かいち - 大正~昭和初期に花開いた絵葉書・絵封筒の美 - 」

竹久夢二美術館
終了しました

アーティスト

小林かいち
小林かいち(1896-1968 京都出身)は、図案家として着物の図案に携わっていましたが、30才前後の大正後期~昭和初期にかけて、京都・さくら井屋が版元となった絵葉書・絵封筒のデザインを数多く残しました。嘆く女性・薔薇・鈴蘭・十字架・ゴンドラ・トランプ……かいちは乙女好みの魅惑的なモチーフを組み合わせたアール・デコ調の絵柄を展開します。さらにその図案は伝統的な木版画技法と融合し、色鮮やかで情趣豊かな絵葉書・絵封筒となって、京都を訪れる感性豊かな女性たちを魅了しました。2008年に小林かいちを取り上げた当館企画展の開催中、ご遺族の存在が明らかになるという大きなニュースがありました。その後新たな絵葉書・絵封筒作品も発見され、少しずつ解明は進んでいますが、かいち作品と人物像は、今なお多くの謎に包まれています。 前回の展覧会から5年-本展では小林かいちの次男・小林嘉寿氏及び保科美術館の全面的な協力を得て、小林かいちの芸術を展観し、その美の魅力と謎に迫ると共に、かいち芸術を生んだ時代の京都の姿を紹介します。

[関連イベント]
学芸員によるギャラリートーク
日時: 10月20日(日)、11月10日(日)、12月15日(日) 15:00~

同時開催
「大正ロマンの画家 竹久夢二の世界」

[画像: 小林かいち 絵葉書「寂しき街燈」より 保科美術館蔵]

スケジュール

2013年10月3日(木)〜2013年12月24日(火)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
展示替期間・年末年始休館
備考
月曜日が祝日の場合は翌火曜日休館
入場料一般 1000円、大学生・高校生 900円、小学生・中学生 500円
会場竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
住所〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2
アクセス東京メトロ千代田線根津駅1番出口より徒歩7分、東京メトロ南北線東大前駅1番出口より徒歩7分、JR上野駅公園口より徒歩20分
電話番号03-5689-0462
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します