「不可思議な遊戯」展

スパンアートギャラリー

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エロティックとユーモア、そしてファンタジー。突き詰めれば突き詰めるほど、感覚というものは違うものに変化しやすい。美しさと醜さ。愛と憎。喜びと悲しみ。そして、エロティックにはユーモアがつきまとう。しかし全ての作家が両方を併せた表現をできるとは限らない。これは受手側の問題でもあるだろうが、違う要素を作品中に含んでいることに、今回は面白さを見いだしたい。また受手の見方は様々であるので、作家の意図と観覧者、そしてギャラリーの思惑は一致するとは限らない。けれど、またそこに面白さがあるとも言える。別の感情やイメージを湧かせるということは、ある意味それが極端、極限の表現であるということだ。ある意味過剰で、ある意味余分なものが無く研ぎすまされているのだ。作家の持つこだわり、執着と言ってもいいような表現が、見るものを引き寄せる。例えば裸の女がいることが、エロティックなわけではない。その存在感と、それを認識する視点があってはじめて幻想を生むのだ。作家の持つ視点と、観覧者の持つ視点が少しのズレを生じながら重なる。プライベートな距離に作品が入り込む。それだけでエロティックな雰囲気がして来るが、やはり突出した表現があればこそのものだろう。性的な内容を、ごく自然に(それが不自然であるのだが)可愛らしく、また美しく、儚く表現することに面白さを見る。不思議だが、余計なものをなくすと、代わりにまた違うものが付随する。そうした含みを持つ作家が集まることで、幾重にも様々な感覚が重なり、面白さが増すだろう。

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スケジュール

2013年06月04日 ~ 2013年06月15日

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