清里フォトアートミュージアムアーティスト
林典子、今村拓馬、幸田大地、髙木忠智 他
ヤング・ポートフォリオが一般のコンテストと異なる特徴は、35歳になるまで何度でも応募することができ、何年にもわたって収蔵することが可能だということです。35歳までという限定した時間の中においては、完成度の高さよりも、むしろ表現意欲の高さ、将来の力強い展開を予感させる創造性豊かな作品であることを重視します。私たちは、既存の枠にはまらないオリジナリティを求めて、完成への途上で闘っている青年の作品こそが、時代を切り拓く力を秘めていると考えます。美術館が購入することによって、若い作家に勇気を与えたい。今後も写真をめぐるさまざまな変化に柔軟に対応し、作品の収集、展覧会、データベース化、出版活動などを通して若い作家をバックアップし、広く社会に紹介したいと思います。1995年の第1回から2012年度(第18回)募集まで、世界73カ国から10万枚を超える応募があり、収蔵した作品の総枚数は686人の写真家による5031枚(41カ国)となりました。2012年度は、37名による199枚を収蔵。本展にてすべて展示いたします。さまざまな土地、視点、問題意識、表現方法 . 個々の写真家のみずみずしい感性が溢れています。加えて、選考委員3名の“ヤング・ポートフォリオ”時代の作品15点、そしてヤング・ポートフォリオを“卒業”し、世界を舞台に活躍する北野 謙氏が北京にて制作した《our face》の大型プリント(収蔵作品)を1点展示いたします。
[画像: ロドリゴ・マアワド「Time Machine II」 (2010)]
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