終了した展覧会・イベントです

渡邉貴子 展

新生堂
終了しました

アーティスト

渡邉貴子
渡邉は手びねりでモチーフを形成し、釉薬を使い分け質感をだしています。手びねりは古くは縄文時代からつかわれてきている技法ですが、手から直接伝わる土の感覚を一つ一つなぞり形を生むプロセスは土から生物が誕生していく自然の成り立ちに似ているかもしれません。「『人』だけでなく、あらゆる動物や植物、水や風などの自然のイメージ等も取り入れ、それらを共存させ一体化させたようなもの」と渡邉が言う、精霊たちの世界が地下会場にひろがります。また今回は、釉薬のひび割れ(貫入)をコントロールして模様となるように施すオリジナルの装飾技法で制作した器や花器も合わせて展示致します。磁器土を轆轤またはタタラで成形し、自身で調合した何種類かの透明釉を使い分けて貫入の割れ方をコントロールし、そこに墨を流し込み模様をだすオリジナルな技法です。ヒビは本来自然現象でできるものですが、自身があみだした技術によって縞や、格子状の模様にみえるように制作しています。

[画像: 渡邉貴子「水の体温」幅31×奥行25×高さ47 (cm)]

スケジュール

2013年6月19日(水)〜2013年7月5日(金)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
日曜日、祝日
最終日は17:00まで
入場料無料
展覧会URLhttp://www.shinseido.com/ex/2013/04/takako-watanabe-exhibition.html
会場新生堂
http://www.shinseido.com
住所〒107-0062 東京都港区南青山5-4-30
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅B1出口より徒歩7分
電話番号03-3498-8383
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