Gallery 花影抄かわさきは、昨年女子美術大学を卒業、卒業制作では白い犬の立体作品を制作しました。この白い犬のシリーズは、昨年6月に行われた当ギャラリ-での個展にても継続して制作、発表され、その後越後妻有アートトリエンナーレや、埼玉県立近代美術館で行なわれた、ネビュラ展でも 展示されたくさんの方に、見て頂く機会に恵まれました。今回の個展では、昨年の個展後に始めた日々のドローイングから、少しずつ湧き出て出来上 がってきた世界を土台に、大小の作品を展示します。生き物の温かさ、柔らかさを表現するのにとても適した素材だとかわさき自身が感じている羊毛を使い今回も作品を制作しています。かわさきの作品の魅力はその顔の表情からも窺えるように、かわいいだけではない絶妙さにあります。犬が好きな人は、かわいらしい表情はもちろん、決してかわいいとはいえないような表情にもかわいいという感情を抱いたりしますが、そうした、ありきたりのかわいらしさだけではない、はっとするような生々しい表情が表現されています。
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