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「新収蔵作品展 / 小泉淳作デッサン展」

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
終了しました

アーティスト

小泉淳作
2013(平成25)年度に収蔵された購入、寄贈、寄託作品を紹介いたします。昨年秋開催の展覧会を契機に収蔵された加納光於の《セルペンティナータ》やジゼル・ツェラン=レトランジュの銅版画による詩画集『息の結晶』といった購入作品のほか、村山知義の《ヘルタ・ハインツェ像》が寄贈によって当館のコレクションに加わりました。本作品は、村山知義がドイツ留学中に制作した写実的肖像画の傑作として高く評価されています。また、青山義雄の《家鴨の葬式》の習作は、作者が木下杢太郎に宛てた書簡で触れている作品の習作と考えられる貴重な作品です。このほか油彩では、批評家で仏文学者の寺田透が愛蔵していた鳥海青児の《ノートルダム》や井上長三郎の《静物》、《ドン・キホーテ》などを出品します。彫刻では、浜田知明の《飄々》や木内克の《裸婦》、さらに棟方志功や斎藤清、吹田文明などの版画、ロートレックのポスター、加山又造の日本画など、約70点を展示します。

今回寄贈された新収蔵作品から、1950年代から1980年代にかけて制作された小泉淳作(1924-2012)のデッサン約30点を特集展示いたします。小泉淳作は日本画家として知られていますが、今回の展示では、日本画の下図とは一味違った、個性的で骨太の人格が明確に表れたデッサンによる人物画や風景画を紹介いたします。

スケジュール

2014年4月5日(土)〜2014年6月22日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館
展示替期間、年末年始は休館
備考
ただし5月5日は開館
入場料[コレクション展]一般 250円、20歳未満・大学生 150円、65歳以上・高校生 100円、中学生以下・障害者手帳提示 無料、特別展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2014/newacquisitions_koizumi/index.html
会場神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
住所〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
アクセスJR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅東口より徒歩14分、鎌倉駅東口より江ノ電バス「八幡宮裏」下車徒歩2分
電話番号0467-22-5000
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