川田龍 「ウロボロス」

バンビナート・ギャラリー

poster for 川田龍 「ウロボロス」
[画像: 川田龍「Joint」(2014) キャンバス、油彩 41.0×60.6cm]

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川田は、それっぽい嘘のシーンを実際につくって描くことによって、絵画の中の嘘くささを取り除いています。想像上の光景を描くのではなく、眼前の光景をそのまま描く状態をつくることで、絵画の中に本物の嘘を描いているのです。また本物の嘘を描くことによって、つくりものの嘘の存在をあばいています。雰囲気のある佇まいも、緊迫したワンシーンも、実際は背景にも前後にも深い意味は何もない「無」です。しかし描かれたシーンは、意味を持つことなく実際に存在していたものなのです。神・自然・人間という仕切られたそれぞれの存在と意味を考えるより、全体として循環している関係そのものが一つの存在であると捉えた方がリアルに実感できるという川田にとって、絵画は「作者の意図」「用意されたモチーフ(モデル、静物、自然)」「描画する作者」「完成した絵画」が関係し循環する中で見えてくる人や自然、人工物との関係の本質を探る行為なのでしょう。

メディア

スケジュール

2014年11月01日 ~ 2014年11月16日
休館日: 火曜日

アーティスト

川田龍

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