「アヴェス・ヤポニカエ 日本の鳥」展

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古来より人は自然の風物を見続けて来た。かつて、日本人は鳥をどのように見ていたのであろうか。日本において、現代的な意味での自然科学は明治時代になって西洋よりもたらされたものであるが、明治以前に日本人が鳥を見ようとせず、学びもしなかった、などという事はない。本展示では、毛利元寿(もうりもとひさ)によって江戸末期に描かれた「梅園禽譜」の写本を眼前に広げてみせる。梅園禽譜は江戸時代屈指の動植物図譜である「梅園画譜」の一部である。そして、山階鳥類研究所より寄託された標本を活用し、日本画に描かれた鳥の剥製を、絵と並べてみよう。標本と対比することで、日本画にこめられた美とリアルを感じ取って頂ければと思う。日本人が鳥に見出し、そして表現した「美」のあり方は様々である。一例として、茶道に用いられる羽箒を取り上げたい。羽箒は元来、埃を払うための実用の道具であったが、後には儀式的・象徴的な意味をもって、清めの道具となったものである。この小さな道具は、染めることも切り揃えることもせず、ただ、選び抜いた自然の羽の造形を生かすことにのみ心を注いだのである。日本人の見つめた様々な鳥の姿をご覧頂きたい。

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スケジュール

2014年08月05日 ~ 2014年12月28日

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