パブロ・ピカソ「版画の線とフォルム」展

足利市立美術館

終了しました

アーティスト

ピカソ

ピカソは人生のさまざまな場面で、つねに版画と向き合いました。パリに出てまもない1904年から本格的に銅版画を制作、有力な画商ヴォラールに認められてエッチングやドライポイント、ビュラン、アクアチントなどに挑戦します。第二次世界大戦後は刷り師ムルロとの出会いを経て、数多くのリトグラフの傑作が生み出されます。最晩年を過ごした南フランスでは、リノカットの制作方法を独自に編み出して、多彩で豊穣な芸術世界を構築します。彼が制作した版画の数は、確認されているだけでも2,000点を超えており、その芸術を語るうえで重要な位置をしめています。本展は生涯を通じて描き続けたピカソの、繊細でリズミカルな線と、湧き上がるフォルムに注目し、版画作品約200点で構成。その魅力と表現の秘密に迫ります。

[関連イベント]
映画上映会「ミステリアス・ピカソ／天才の秘密」
日時: 7月20日(日) 14:00~ (上映時間78分)
会場: 足利商工会議所友愛ホール（足利市通3丁目2757）
定員: 150名

開催記念対談「パリの版画工房 - ピカソへ向かっての対話 -」
日時: 8月3日(日) 14:00~
対談者: 益田祐作氏(美術史家) ＋有木宏二氏(京都造形芸術大学准教授)
会場: 足利市立美術館多目的ホール
定員: 80名

こどものためのワークショップ「ピカソへの贈り物」
日時: 8月23日(土) 14:00~16:00
会場: 足利市立美術館多目的ホール
指導: 福島直 (足利市立美術館学芸員)
対象: 小学生、中学生
定員: 20名
持ち物: 好きな画材 (クレヨン、いろえんぴつ、リボン、おりがみなど、画用紙にはったりぬったりできるもの、画用紙は美術館で用意します。)

※各イベントのお申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

学芸員によるギャラリートーク
日時: 7月12日(土)、7月27日(日)、8月9日(土) 14:00~
参加費:　無料 (高校生以上の方は観覧料が必要です。)
※お申し込みは不要です

[関連展示]
「新井淳一の仮面コレクション」
会期: 6月28日(土)~8月31日(日)
休館日: 月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火)
開館時間: 10:00~18:00
入場料: 無料

スケジュール

2014年6月28日(土)〜2014年8月31日(日)

開館情報

時間	10:00 〜 18:00
休館日	月曜日月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館年末年始休館
備考	前期: 6月28日(土)～8月3日(日)、後期: 8月5日(火)～8月31日(日) ※展示作品の一部は、前期・後期で入れ替わります。

入場料

一般 800円、大学生・高校生 600円、中学生以下・障害者手帳提示無料

展覧会URL

http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2014-picasso.html