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「朝鮮金属活字文化の誕生」展

印刷博物館
終了しました
本展は、大きく三つのコーナーによって構成されています。第一部「韓国清州と清州古印刷博物館」では、清州古印刷博物館について、設立された経緯、施設・活動概要ならびに所在地である清州市について紹介します。

第二部「現存最古の金属活字本『白雲和尚抄録仏祖直指心体要節(はくうんおしょうしょうろくぶっそじきししんたいようせつ)』の印刷と活字の鋳造方法」では、1377年に清州の興徳寺において銅活字で印刷・出版された『白雲和尚抄録仏祖直指心体要節』について、その歴史的意義や、印刷に用いられた銅活字の鋳造方法を紹介します。

第三部「朝鮮の金属活字文化」では、ドイツのグーテンベルクが発明した鉛鋳造活字と木製手引き印刷機を組み合わせた西洋式活版印刷術に先んじて、朝鮮半島において金属活字を用いた印刷が行われていた事実を紹介します。ここでは、1403年に刊行された『十七史纂古今通要』(複製)や、ハングルの活字を組み合わせて印刷された『月印千江之曲』(影印本)などの書物や、活字組版(復元)を展示します。

[関連イベント]

「基調講演および記念シンポジウム」
日時: 4月26日(土) 
会場: 印刷博物館グーテンベルクルーム(地階)
料金: 入場料金が必要です ※事前申込制

13:30~15:30 基調講演 
「高麗時代の金属活字と『白雲和尚抄録仏祖直指心体要節』の印刷」
講師: 黄正夏(清州古印刷博物館室長)
「朝鮮朝における金属活字と印刷・出版」
講師: 藤本幸夫(富山大学名誉教授) 

16:10~17:40 記念シンポジウム
テーマ「朝鮮印刷・出版史のパラダイム」
登壇者: 藤本幸夫、黄正夏、樺山紘一(印刷博物館館長、モデレーター)

※関連イベントのお申込は、公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2014年4月26日(土)〜2014年7月4日(金)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
備考
月曜日は休館(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)は休館
入場料一般 400円、大学生 200円、高校生 100円、中学生以下・70歳以上・障害者手帳提示とその介護者 無料、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.printing-museum.org/exhibition/permanent/140426/index.html
会場印刷博物館
https://www.printing-museum.org/
住所〒112-8531 東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川本社ビル
アクセス東京メトロ有楽町線江戸川橋駅4番出口より徒歩8分、JR総武線・東京メトロ有楽町線・東西線・南北線・都営大江戸線飯田橋駅東口・B1出口より徒歩13分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅1番出口より徒歩10分
電話番号03-5840-2300
関連画像

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