山内龍雄「描かれた哲学」

軽井沢現代美術館

終了しました

アーティスト

山内龍雄

孤高の画家、山内龍雄の国内で初めてとなる美術館での展覧会を開催いたします。山内龍雄は独自の技法でキャンバスを紙のように薄く削り、精神性の高い作品を生み出しました。その作品はドイツ、オーストリア、台湾などの展覧会において高い評価を受けています。しかし、日本においては未だその価値を十分に見出されていない、知る人とぞ知る芸術家です。この度、山内龍雄の第一の理解者、また友人でもある画商、ギャラリー・タイムの須藤一實氏の協力を得て開催に至りました。作家は本展を前に精力的に制作しておりましたが、昨年12月にアトリエのある北海道にて急逝されました。　本展は山内龍雄の知られざる才能と、作品に描かれた精神性の高さを改めて評価するとともに、敬愛と追悼の意をこめて開催いたします。
[画像: 山内龍雄「老賢者と少年」(1992)キャンバス・油彩]

スケジュール

2014年4月17日(木)〜2014年8月31日(日)