終了した展覧会・イベントです
[画像:赤瀬川原平自画像(スケッチブックより)2002]

「尾辻克彦×赤瀬川原平-文学と美術の多面体」

町田市民文学館ことばらんど
終了しました

アーティスト

尾辻克彦、赤瀬川原平
お札、缶詰、壊れたポット、家具、ペット・・・果ては自邸「ニラハウス」に至るまで、日常生活を構成するあらゆるものを独自の視点と観察行為によって、〈梱包〉や〈トマソン〉に代表される「作品」へと昇華させてきた美術家・赤瀬川原平。
自身と娘の生活をテーマにした『肌ざわり』や、父の死により墓所を見学する様子を描いた『父が消えた』によって、私小説作家として文壇に登場した作家・尾辻克彦。
実は同一人物である美術家・赤瀬川原平と作家・尾辻克彦の創作の根底には、冷静な観察者としての姿勢と、「価値の転換」「日常の異化」への共通した意識があります。それらは、辞書の用例の中に個性を見出し、愛すべき人格を与えた『新解さんの謎』や、もの忘れや脱力を積極的に肯定する「老人力」シリーズなどのエッセイを通じて顕在化し、常に新しいユニークな「ものの見方」を我々に提示してきました。
本展では、美術家であり作家である以前に、ひとりの意識的な生活者として、日常の中に潜むナゾに真摯に向き合い、常識を疑う姿勢を貫く希代の創作者の「創造の秘密」に迫ります。

会場: 町田市民文学館2階展示室

スケジュール

2014年10月18日(土)〜2014年12月21日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館、毎月第2木曜日は休館(ただし祝日の場合は開館し翌平日に休館)、年末年始休館
備考
開館時間: 金曜日は20:00まで、11月3日・11月24日は開館、第2木曜日は休館
入場料一般400円、大学生・65歳以上200円、ただし、10月18日、10月26日、11月3日、12月21日は無料
展覧会URLhttp://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20140729084609197.html
会場町田市民文学館ことばらんど
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/index.html
住所〒194-0013 東京都町田市原町田4-16-17
アクセスJR横浜線町田駅ターミナル口より徒歩8分、小田急小田原線町田駅東口より徒歩10分
電話番号042-739-3420
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