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[画像: 橘唐草紋散婚礼化粧道具 江戸時代後期]

「漆の化粧道具 - 江戸時代を中心に - 」

ポーラ美術館
終了しました
日本での漆の利用は先史時代にまでさかのぼり、紀元前4000年頃、縄文時代の遺跡からは漆塗りの櫛が出土しています。古くから寺院の装飾や上流階級の調度品などに用いられ、その様子は絵巻物などに描かれてきました。漆は固まると溶けることがなく、工芸品としての美しさとともに、実用面でも優れた性質をもっています。江戸時代になると一般にも普及し、食器など日用品の塗料として身近な素材となっていきました。庶民の日常使いの化粧道具にも多く用いられています。本展示では、大名が姫君の婚礼道具としてあつらえた豪華な化粧道具や庶民用鏡台など、漆で装飾された化粧道具や髪飾りを、当時の化粧風景を描いた浮世絵とともにご紹介します。

スケジュール

2014年9月18日(木)〜2015年3月29日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
入場料一般 1800円、65歳以上 1600円、大学生・高校生 1300円、中学生以下 無料、障害者手帳提示と付き添い1名 1000円
会場ポーラ美術館
http://www.polamuseum.or.jp/
住所〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
アクセス箱根登山鉄道強羅駅より無料送迎バス、箱根登山鉄道強羅駅より施設廻りバス(温生花園行き)「ポーラ美術館前」下車
電話番号0460-84-2111
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