poster for 中沢研 展
[画像: 中沢研「縦」(2015) Painted wood, steel]

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中沢研は針金やテグスなど視覚的ヴォリュームが希薄な素材を用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家として国内外で高い評価を得ています。
2年ぶりの発表となる本展では、新作インスタレーションを展示いたします。空間には、白くペイントされた高さ2.5mの木の棒が26本ランダムに立ち並んでいます。壁と壁を繋ぐように張られた5列の細い鉄に木の上部を接合し作品全体を構成しています。この木の棒は、一見普通の白い木に見えますが、実は仔細に手を加えられています。木を繋ぎ合わせ、下地のセメントを塗り、白くペイントし、部分的にサンドペーパーをかけるなど一本一本表面の質を整えることによって、木は僅かに歪んだ表情を宿しています。前作は、オブジェが地面に対して水平に増殖していくイメージでしたが、今回は縦のラインを強調したものとなっています。本作のイメージの源となったのは、天(神)と地(人間)を結ぶシンボルとしての聖なる柱、天に向かって垂直に伸びる柱であったと中沢は言っています。しかし完成した作品はそのような意図から離れ、鑑賞者は空間を自由に歩くことができます。移動によって風景は移ろい、佇む木の光や影を、その余韻を、空間の質の変容を経験することができるのです。

メディア

スケジュール

2015年02月03日 ~ 2015年04月25日

アーティスト

中沢研

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